パラバでは、リネンとコットンの混紡、オーガニックコットン、
テンセルと、リネンを服作りの素材として採用しています。
これらの生地は全て天然素材。なので、パラバの服を愛用して
何度も何度も着て頂いて(ひょっとしたら他の誰かの手に渡って)、
何年も経った時に、大地を汚さずに廃棄することができます」
以下続いてイギリスのPALAVAから届いたお話しです。
リネンとは?オーガニックコットンとは?テンセルとは??
Linen/Cotton blend
私達は、2020年の春からリネン(麻)とコットン(綿)の
混紡生地(以下コットンリネン)を使い始めています。
コットンリネンは、軽くて通気性が良く、肌触りも上質。
そしてコットン100%の生地より環境にも優しい素材です。
リネンは、もう何千年も前から、
サスティナブルな素材として衣服に使われてきています。
リネンの原料になる亜麻は、灌漑(かんがい)を必要とせず
殺虫剤や肥料も不要な、強い植物です。
なので環境保全の面で、リネンは誰もが賛同する様な素晴らしい素材。
でもリネンの良さはそれだけではありません。
リネンは本当に素敵な生地で、
一般には夏向きの服地として人気がありますが
リネンの特徴である夏の涼しさは
実は気温が低い時には温かさも保ってくれる、
通年頼もしい生地なのです。
コットンとブレンドすることで
シワになりにくくなり、
生地の質感も良くなります。
Tencel
テンセルは、世界の生地業界にとって近年のビッグニュース!
テンセルは現存する生地の中で最も環境に優しい素材の一つで
私達は、PALAVAのドレスやスカートの50%が
テンセル素材で生産できてることを誇りに思っています。
テンセルは、栽培方法からサスティナブルである木材パルプが原料。
通気性も良く、バイオデグレーダブル(生分解性=土に還る)で
耐久性の面でも色落ちしないという面でも優秀な素材です。
テンセル使用のドレスやスカートは、
前述のリネンやコットンリネンのものとは異なり、
柔らかでシルクの様な肌触り。
そして動いた時のドレープが美しいのも特徴で
1940年代に普及したレーヨンと少し似ています。
テンセルは、”クローズドループシステム”により
原料の木材パルプから繊維を生成する時に使用される
溶剤が工場の外に排出されることなく、
その99%が繰り返し利用されます。
テンセルの原料となるユーカリは栽培に手間が掛からず
成長も早く、大量の水や有害な殺虫剤などを
必要とせずに乾いた大地で悠々と育つ、強い植物です。
テンセルって本当に素敵な素材!
*テンセルについては、こちらのインスタグラム投稿でも
PALAVAスタッフによる紹介動画をご覧頂けます。
Organic Cotton
コットンは服地の世界の絶対的貢献者。
その歴史は長く、着心地も良くて通気性も良し、
そしてもちろん天然繊維。
他にも良い点はたくさんあって、私たちも大好きです。
パラバのドレスにもとても良く合う素材だし
デザインと柔らかな編み地が大人気の
パラバカーディガンもコットン素材です。
ところが、
コットンは決して”バラ色の世界”とは言えません。
従来の綿花栽培はなんと世界の16%もの殺虫剤を使用してると言われおり
残念ながら大地を害し、地球環境にも負荷を与えてしまっています。
パラバでは、2016年から使用するコットンは
全てオーガニックコットンに移行しました。
有機栽培により大地と綿花への環境面の負荷を大きく減らすことができます。
ですが、オーガニックであることが完璧な解決策ではありません。
現在綿花栽培が抱えている問題は、綿が育つ為に必要な水の量。
綿は”水の飲放題”を必要とする様な植物。
そしてこの為に川や湖から灌漑(かんがい)で
大量の水を引くなどということになると
その周囲の環境を脅かしてしまいます。
正規のオーガニックコットンは
栽培に使用できる水の量も認定期間によって定められています。
それは(環境保全の為に)正しい一歩ではあるけれど
「オーガニックコットンって最高!」と言える様になるのには
実はまだまだ先が長いと私たちは思っています。